丘珠空港(正式には札幌飛行場)の環境影響評価手続きが現在進んでいます。現在、方法書が縦覧期間となっています。方法書の段階では意見書提出を受付し、地域住民向け説明会(※申込不要:9/7~9の午後)が予定されています。
参加を予定・検討される方は以下のURLから確認してください。
https://www.hkd.mlit.go.jp/ky/kk/kuukou/jtfkjs000000bgp2.html
滑走路延伸は今後、丘珠空港のみならず札幌市広範囲に騒音を及ぼします。通年運行になる可能性があるジェット機やプライベート機など民間機の離着陸増加に騒音の争点が行きがちですが、自衛隊の騒音がこれまで以上に膨れ上がると思ったほうが良いでしょう。自衛隊は騒音規制が緩い(ほぼ無い)ので尚更ですね。滑走路が1500mから1800mになることで札幌飛行場は戦闘機・ヘリ共に訓練しやすい飛行場となります。便宜上、メディアなどが取り上げるニュースでは丘珠空港と称していますが空港機能はおまけです。本質は丘珠駐屯地であり、自衛隊が訓練に使用する施設です。その頻度は年々増加しています。
この滑走路延伸は一見、札幌市側が国に働きかけたように見えます。しかし実際のところ、自衛隊の円滑な訓練のための拡張と思った方がいいでしょう。私達札幌市民や札幌市議会は薄氷の旨味にまんまと騙されているということです。どうあがいても新千歳空港には勝てません。
空港アクセスはお世辞にも良いとは言えません。現空港ターミナルからのアクセスは依然バス・タクシー頼みのままです。新たな鉄道アクセス構想は数年前に検討してみたものの、費用対効果を理由にほぼ頓挫状態。また、つどーむ(東豊線栄町駅)近くの駐屯地一部と現空港ターミナルを等価交換する案など一切無し。札幌市が防衛省に提案、少しでも空港のアクセスを便利にしますという姿勢が全く見られません。この状態で拡張・発着数を増やしたところでお客さんを捌ききれなくなり、遅延多発の悪循環に陥るでしょう。
繰り返しになりますが今回の滑走路 1500m → 1800m 延伸は自衛隊の訓練都合によるものと思って下さい。民間航空機(ジェット機の通年化)もなかなかの騒音ですが乗る機会がある人もいるので、自衛隊よりも許容できる人は多いでしょう。報道には騙されないようにしましょう。
了
